実は全然違っていた!?回想と元シーンでの台詞。はじめての抱き合い編
みなさん、おはようサンフランシスコ。
ケフィーです。
今回は回想シーンと元のシーンでの台詞の違いについてお話しようと思います!
フルハウスでは回想シーンや、回想がメインの回がちょくちょくあるのですが、
その際の吹き替えが元々放送された時と変更されていることがあるんです。
もちろん、原語のほうでは変わりませんが。
では今回はその中から特に目についたひとつを紹介したいと思います。
まずは
シーズン1「ごちゃ混ぜ家族誕生」と、
シーズン4「レベッカの決心」での
ジェシーとダニーのやり取りの違い。
ジェシーがタナー家に引っ越してきた日、元々次女のステファニーの部屋だった新居にダニーがジェシーを案内するシーンです。
シーズン1での元の台詞がこちら。
ダニー「素敵だろ?広いし!...地味ってほどでもないし」
ジェシー「ああ、すごくおしゃれ。窓なんかばっちしキマりだね。お人形さんの夢のお家」
ダニー「似合ってるよ。ねえジェシー、君とジョーイがいればもう怖いものなしだ。ほんとに助かったよ。これで安心して仕事に出られるし、子供たちも喜んでる...ああ、ほんとにありがとう!(ジェシーを抱きしめる)」
ジェシー「お人形さんの部屋で俺を抱いてどうするの?」
ダニー「ごめん。いやぁ...つい高ぶっちゃって」
ジェシー「いいよ」
ダニー「癖なんだよね。いつもは柱に抱きつくんだけど」
ジェシー「...なあダニー。パメラは俺の姉貴だ。大事な姉貴だったし、子供たちも大事だ。だから出来るだけのことはする」
(ダニー、ジェシーを抱きしめる)
ジェシー「だから抱きつくなって!そのうちふたりでゆっくり語り合ったり、抱き合ったりする時間作るから今は勘弁してくれ!」
(ジェシー、背の低いハンガーポールに服を掛けるが丈が足りない)
ジェシー「お人形さんのドレス持ってくりゃよかった」
これに対し、シーズン4での回想シーンでの台詞がこちら。
ダニー「いいだろー?かわいくて!...男っぽすぎないし」
ジェシー「ああ、ほんと、シビれるわ。この窓のそばにはやっぱし、着せ替え人形だな」
ダニー「それもあるよ。ねえジェシー、お前とジョーイがこの家へ来てくれて、ほんとに嬉しいよ。子供たちもすごく喜んでるし、僕も安心できる...ああ、感激だよ!(ジェシーを抱きしめる)」
ジェシー「こういう部屋で抱き合うのはヤバいぜ?」
ダニー「ごめん。つい...嬉しくて」
ジェシー「わかった」
ダニー「ほんと言うと、抱きつき大好き人間なんだ」
ジェシー「...わかった。ダニー。あのさ...パムは姉貴だ。姉貴もその子供も俺は愛してる。出来るだけのことはしてやりてぇ」
(ダニー、ジェシーを抱きしめる)
ジェシー「だから抱きつくなって!いずれゆっくり落ち着いて、その気になったらたっぷり抱きつかせてやるから、今はやめろ!」
(ジェシー、背の低いハンガーポールに服を掛けるが丈が足りない)
ジェシー「しょっぱなからくじけそう」
大まかな流れや内容はそのままに、ちょっとした言いまわしやニュアンスが変わっていますね。
声優さんの声のトーンから、元々シーズン1の時点で録っていた別テイクではなく、シーズン4の時点で新たに録りなおしたことが予想されます。
「パメラ」を「パム」と略すようになったり、
ダニーのジェシーに対する呼び方が「君」から「お前」に変わったり、
ジェシーの家族に対する愛の表現方法が変わったり...
シーズン4時点でのキャラクター性と比べ、違和感がないように微調整されいるように感じます。
個人的にはシーズン1全般の台詞回しはそれ以降のシーズンと少しニュアンスが違うと感じているので、回想シーンのほうがフルハウスらしい台詞回しになっているなという印象です。
少し今回はマニアックな路線でしたが楽しんで頂けましたでしょうか?(^_^;)
またの機会に別シーンの回想での台詞変更も紹介できたらと思います!
それではまた次の記事でお会いしましょう。